冷製茶碗蒸しとは?夏におすすめの理由
火を通してから冷やす「冷製茶碗蒸し」は、つるんとなめらかな口あたりと、出汁の優しい風味で、食欲のない日にもスッと食べられる和の涼味。前菜やおもてなしにもぴったりな一品です。
材料一覧(2人分)
- 卵:2個
- 出汁(かつお出汁):300ml(冷ましたもの)
- 薄口醤油:小さじ1
- みりん:小さじ1
- 塩:ひとつまみ
- えび(茹で):2尾
- オクラ:2本(茹でて輪切り)
- 三つ葉(または青ねぎ):適量
- 花かつお:仕上げに少々
作り方:なめらかな仕上がりのコツ
- 卵液を作る
卵を割りほぐし、冷ました出汁を少しずつ加えて混ぜる。
薄口醤油・みりん・塩を加え、茶こしでこすことで滑らかに。 - 具材を準備する
オクラは塩で板ずりし、軽く茹でてから輪切りに。
えびは背ワタを取り、茹でて冷ましておく。 - 器に注ぐ
器にオクラ・えびを入れ、卵液を静かに注ぐ。
ラップまたは蓋をして、蒸気の立った蒸し器で弱火15分ほど加熱。 - 冷やす
粗熱が取れたら冷蔵庫で2時間以上しっかり冷やす。
ぷるんと固まり、冷たくなったら完成。 - 仕上げ
花かつおと三つ葉をのせて供する。
冷えた器で出すと、さらに涼やかな印象に。
美味しく仕上げるポイント
- 卵液は茶こしで濾すことが絶対条件。これが滑らかさのカギ
- 蒸しすぎ注意:弱火キープで「す」が入らないように
- 器はガラス製や陶器でも。見た目に“涼”を演出することも美味しさの一部
まとめ:ひんやり出汁で、夏をやさしく癒す一皿
冷製茶碗蒸しは、出汁・卵・具材のすべてが柔らかく調和した和の涼味。見た目も涼しく、舌触りもなめらか。冷たい前菜として、食卓にやさしい彩りを添えてくれます。
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