冷や汁とは?夏におすすめの理由
出汁と味噌の香ばしさを冷やして味わう「冷や汁」は、暑い日でもさらっと食べられる夏の定番ごはん。鰹節の旨味と薬味の香りが食欲を引き立て、身体も心もすっきり整います。
材料一覧(2人分)
- ごはん(冷や飯):2膳分
- きゅうり:1/2本(薄い輪切り)
- みょうが:1本(斜めの千切り)
- 青じそ:2枚(細い千切り)
- 木綿豆腐:1/2丁(軽く水切りして手で崩す)
- 焼き味噌(白味噌または合わせ味噌):大さじ2
- 鰹出汁(冷やしておく):300ml
- 白いりごま:大さじ1(すりごまにする)
- 花かつお:適量(仕上げ用)
- 氷:お好みで
作り方
- 味噌を焼く
アルミホイルに味噌を広げ、トースターやフライパンで表面に軽く焦げ目がつくまで焼く。香ばしい香りが立ったら火を止めて冷ましておく。 - すり鉢で合わせる
白いりごまをすり鉢でよくすり、焼いた味噌を加えてなめらかにする。鰹出汁を少しずつ注ぎながらのばし、汁状に仕上げる。 - 具材を準備する
- きゅうりは薄い輪切りにする(塩もみ不要)
- みょうがは縦半分に切って斜めの千切り
- 青じそは丸めて細い千切り
- 豆腐はキッチンペーパーに包み、皿などをのせて10分置いて軽く水切りし、手で崩す - 冷や汁を仕上げる
②の出汁に③の具材を加えて軽く混ぜる。冷蔵庫で10〜15分ほど冷やすと味が馴染む。 - 盛り付け
器に冷やごはんを盛り、冷や汁をたっぷりとかける。花かつおをふんわりとのせ、お好みで氷を浮かべて完成。
美味しく仕上げるポイント
- 味噌を焼くことで香ばしさが増し、出汁との相性がぐっと引き立ちます
- ごはんは冷や飯がベストですが、常温でもOK。氷を加えるとさらに涼感アップ
- 豆腐は崩しすぎず、少し形を残すと食感のアクセントに
まとめ:香りと涼で夏を乗り切る一椀
冷や汁は、味噌・ごま・出汁という日本の基本素材が活きる一杯。花かつおの香りと薬味のさわやかさで、食欲が落ちる夏でも心地よく食べられる伝統の知恵です。次は冷製茶碗蒸しで、さらにひんやり和の食卓を楽しみましょう。
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